機械設計・生産設備の基礎と実務

機械設計と生産設備を、基礎から現場まで。

「機械設計の覚書」では、これまでの機械設計・生産設備の実務経験をもとに、基礎知識、設計時の確認事項、実務での考え方、現場で気を付けたい点をまとめています。

設備の目的や仕組みを考える構想・仕様確認から、設計、製図、部品選定、製作、組立、搬入、据付、試運転、立ち上げ、改造、保全まで、設備に関わる各工程を対象としています。

設備の目的、使用環境、荷重、材質、安全に関する条件、予算、納期などによって、設計方法や部品の選び方、必要な確認は変わります。用語や基本事項だけでなく、何を確認して判断するか、条件が変わると考え方がどう変わるかも扱います。

主な掲載分野

機械設計を中心に、設備の計画、設計、製作、設置、稼働後の改造・保全までに関係する分野を対象としています。

機械設計

仕様確認、構想、機構やレイアウトの検討、能力・強度の確認、組立図、部品図、部品リストなど、機械設計の各工程に関する内容です。

生産設備

専用機、省力化・自動化、タクトタイム、工程、設備の立ち上げなど、生産設備の計画から稼働までに関する内容です。

機械部品

材料、ボルトなどの締結部品、軸、軸受(ベアリング)、動力を伝える部品、市販の購入品、表面処理など、部品の選定や使用条件に関する内容です。

電気・制御

センサー、モーター、制御機器、PLC、配線、信号、機械との取り合いなど、機械設備に関係する電気・制御分野を対象としています。

CAD

設計や製図に使用するCADについて、作図、モデリング、図面設定、CADデータ、パソコン環境、データ管理、バックアップなどを扱います。

現場

設備調査、製作、組立、搬入、設備を決めた位置に設置する据付、位置や中心を合わせる芯出し、試運転、現地対応などに関する内容です。

規格

図面、機械、材料、安全などに関係するJIS(日本産業規格)やISO規格などの規格、設計時に確認するメーカーの仕様・技術資料などを扱います。

基礎知識

単位、力、応力、材料、ねじや軸受などの機械要素、計算など、機械設計に関係する基本事項を掲載します。

資格

機械、電気、設備、CADなどに関係する資格、勉強方法、講習、参考書などを掲載します。

設備の計画から稼働後まで

生産設備や専用機では、計画・仕様確認、構想・設計、製作、搬入・据付、試運転、立ち上げへ進んでいきます。実際の工程や順番、担当する人は、設備や会社、案件によって異なります。

STEP
計画・仕様確認

何をする設備なのか、対象となる製品や作業、必要な能力、設置する場所、安全に関する条件、予算、納期などを確認します。

STEP
構想・設計

設備をどのような仕組みや動きにするか、機構や配置、使用する部品などを検討します。必要に応じて能力や強度、製作・組立のしやすさなども確認します。

STEP
製図・手配

設備全体の組立図や各部品の図面、必要な部品の一覧などを作成し、材料や市販部品などを手配します。

STEP
製作・組立

製作した部品や購入した部品を使って設備を組み立てます。必要に応じて、部品の状態、干渉、組立性、動きなどを確認しながら進めます。

STEP
搬入・据付・試運転

設備を現地へ運び、決められた位置に設置します。設備や担当範囲に応じて、位置合わせ、配線や配管などの作業と調整しながら、動作確認や試運転を進めます。

STEP
立ち上げ・稼働後

設備が必要な動きや能力で稼働できるかを確認し、調整しながら立ち上げます。稼働後は、必要に応じて改善、改造、点検、保全などが行われます。

各工程を誰が担当するか、どこまで設計者が関わるかも一律ではありません。設備の目的、業種、使用環境、会社や関係者の体制、納期、適用される規格などによって変わります。

これまでの実務経験

2001年から、機械設計・生産設備に関わる仕事に携わってきました。生産設備、産業機械、プラント設備、専用機、工場の自動化に関係する設備などの機械設計を経験しています。

設備の構成や仕様の検討、構想、組立図・部品図の作成、購入品の検討・手配、現場での組付けや対応、工程管理、設備の立ち上げなどにも携わってきました。

詳しい経歴、使用CAD、主な対応業務は、運営者情報に記載しています。

機械設計業務のご相談

新規設備・専用機の機械設計、すでに稼働している設備の改造、組立図・部品図・部品リストの作成など、機械設計業務に関するご相談も受け付けています。

対応できる範囲は、設備の内容、業務範囲、納期、作業条件、使用CAD、図面やデータの形式などによって異なります。

図面や仕様書など機密性のある資料は、最初の連絡には添付せず、取り扱い方法を確認したうえでご共有ください。